仕様やUI(画面)は現行バージョンと異なる可能性があります。
Cacooの最新版についてはこちらからご確認ください。
全てのプロジェクトにおいて、「何を」「いつ」「誰が」変更したかの 作業履歴 を知ることはとても重要です。変更の記録をしないと、自分の仕事の成果をチームメンバーに説明する際に、プロジェクトに対して何を貢献したのか証拠がないという事になりかねません。
また、様々な人がプロジェクトに関わっている場合、変更の追跡はより一層難しくなるでしょう。変更履歴を確認する時に、あなたは書類を手元に置いて、前回と異なる点を確認します。編集されたことはわかりますが、ピンポイントで何が違い、誰が変更したのかは分かりません。「何を・誰が・いつ」変更したのか分からないというのは、チームで共同作業を円滑に進める上で大きな障害となるでしょう。
Cacooを使うことで、個人の描画作業からチームメンバーとの共同作業まで、仕事を細かく記録しながら進めることができます。詳しい使い方についてお伝えします。
Cacooに図の変更履歴を保存する
自分の作業履歴を記録する
あなたが図に加えた作業の履歴は「バージョン1」「バージョン2」という名前で保存できます。
図の変更の保存手順は以下の通りです。
- Cacooエディター上で「図の保存」を選択する
- 保存ポップアップ内の「履歴」にチェックを入れる
- 「バージョンの説明」には自分がわかりやすい説明書きを入れて保存する。
(そうすれば、あなたが図に加えた変更をチームメンバーは混乱せずに比較できます)
具体的な手順と、変更履歴の見え方に関するデモンストレーションは以下の図をご確認ください。
※変更された箇所は、薄紫色で発光されます。
チームメンバーの変更履歴を確認する
チームメンバーの作業の履歴も同様に閲覧できます。例えば、バージョン比較をした後に以前のバージョンの方が良かった、という場合があります。
Cacooを使うことで、チームメンバーが加えた図のバージョンも簡単に復元できます。詳しくは以下の図をご覧ください。
以前のバージョンを復元する
Google Docsと異なり、図の復元をしても、最新の図の状態には上書きされません。その代わりに、同じバージョンの図のコピーを作る必要があります。こちらを新しいバージョンとして編集しましょう。
手順は以下になります:
- 復元したいバージョンを選択する
- 「編集」を選択する
- 「このバージョンをコピーして編集」を選択する
コピーして新たに作られた図をさっそく編集しましょう。こちらの復元機能をチーム内で活用することで、図を適切に編集して管理できます。
過去の変更履歴で図をエクスポートする
まれに、プロジェクトで以前のバージョンの図が必要になる時があります。
例えば、あなたが製品の最新モデルを描く作業に取り組んでいるとして、今日は株主総会があるとしましょう。残念ながら、まだ進行中の作業で見栄えが悪いため、最新バージョンの図を見せたくない場合があります。
そんな時にCacooの変更履歴機能を利用すれば、会議で使う資料として以前の図のバージョンのファイルをエクスポートして、提示できます。
詳しくはこちらの手順をご確認ください。
まとめ
Cacooの変更履歴機能は、あなたと、チームメンバーのより円滑な共同作業に役立ちます。新たに加えた変更を削除せずに、少し前のバージョンに簡単に戻ることもできるため、あなたの作業効率も上がるでしょう。便利で、使いやすく、図の描画に役立つCacooの変更履歴をぜひお試しくださいね。