Cacooで作成した図や図形を保存して再利用できる「Cacooライブラリー」を活用しよう!

仕様やUI(画面)は現行バージョンと異なる可能性があります。
Cacooの最新版についてはこちらからご確認ください。

ワイヤーフレームやネットワーク構成図など、専門性の高い図を一から作成するのは時間がかかります。繰り返し練習をすれば、そこまで時間をかけずに作成できるようになるかもしれませんが、毎回労力をかけて、ーからオリジナルの図を作成したい!という方は少数派でしょう(ヌーラボのスタッフを除いて…)。そこでオススメしたいのが「 Cacooライブラリー 」です。

Cacoo では、既存の図や図形だけをコピーして貼り付けて、再利用することもできますが、もっと便利な方法として、作成した図を、テンプレートやステンシルとして再利用できる便利なライブラリー機能があります。 Cacooライブラリー を活用することで、作図に費やす作業時間を削減できます。作った図形や図を、ステンシルまたはテンプレートとして保存して、チームメンバーと共同で活用しましょう。

1.ステンシルとテンプレートを保存しよう

ステンシルとは?

Cacooでは、図だけでなく、図に使用するアイコンなどの「図形」の作成もできます。Cacooではこれらを「ステンシル」と呼んでいます。あなたが時間をかけて作ったステンシルを保存して、さまざまな図の作業に活用しましょう。ステンシルは「図の保存」の「種別」の選択肢で「ステンシル」を選ぶことで保存できます。

Cacooライブラリー

(💡ステンシルを使いこなすためのヒント💡)
インターネットでダウンロードしたPNGファイルやSVGファイルをステンシルとして追加することもできます。私たちが提供しているステンシルでぴったりのイメージのもの見つからない、でも自分で一から作るのは難しいという方は、ぜひ活用してみてください。

テンプレートとは?

Cacooで作成した図を保存して、テンプレートとして他の作業で繰り返し使うことができます。テンプレートとして汎用的に使いたい図は、「図の保存」の「種別」の選択肢のなかから「テンプレート」を選びましょう。

Cacooライブラリー

(💡テンプレートを使いこなすためのヒント💡)
Cacoo以外のサービスで作成したテンプレートをCacooで使うことができます。SVGまたはVisioのファイルをCacooのエディターに挿入して編集しましょう。

2.ステンシルとテンプレートをダッシュボードで確認しよう

あなたが作成したステンシルとテンプレートはCacooのダッシュボード画面から確認できます。

Cacooライブラリー

「どの図がステンシルで、どの図がテンプレートなのか見分けるにはどうすれば良いの?」という方は、アイコンを確認しましょう。テンプレートとステンシルは、タイトルの隣にそれぞれアイコンが表示されています。これらのアイコンを参考にすることで、ステンシルとテンプレートを識別できます。

ステンシルのアイコン

テンプレートのアイコン

ステンシルとテンプレートをフィルタリングする方法

ステンシルとテンプレートをすぐに見つけたい場合は、ダッシュボードのフィルタリング機能を使って、ファイルの形式ごとにソートしましょう。ファイル名を知っている場合は、検索バーに名前を入力しましょう。

Cacooライブラリー

3.エディター上でステンシルとテンプレートを見つけよう

あなたがCacooで作成したステンシルは、ステンシルパネルの「ユーザー定義ステンシル」というフォルダーで見つけることができます。

Cacooライブラリー

ほかのステンシルを使う時と同じ手順で、あなたのステンシルをキャンバスにドラッグアンドドロップしましょう。

あなたがCacooで作成したテンプレートも、テンプレート選択ダイアログの「ユーザー定義テンプレート」というフォルダで見つけることができます。

Cacooライブラリー

テンプレートを選択すると、エディター上にテンプレートが表示されます。

4.ステンシルとテンプレートの「ライブラリー」を作成しよう

特定のテーマで、ステンシルやテンプレートをたくさん作成したい場合は、シートを活用してひとつの図にまとめて保存しましょう。

例えば、複数の人型のステンシルを「リサイクルステンシル」というテーマで保存したいとします。その場合は、図のシートごとにステンシルを保存します。すると、「ユーザー定義ステンシル」内に「リサイクルステンシル」という名称のフォルダーが作られ、あたかも独自の「ステンシルライブラリ」であるかのように表示されます。シート単位で保存されたステンシルは、個別に保存され、ドラッグアンドドロップでエディター上に挿入できます。

テンプレートライブラリーも同様の手順で作成できます。例えば、オフィスのレイアウト図を複数枚作成したい場合に、シート単位でレイアウト図を分け、ひとつの図として保存します。すると、複数のレイアウト図から作られたテンプレートが「ユーザー定義テンプレート」のフォルダー内で確認できます。オフィスのレイアウト図だけでなく、スライドの雛形としても活用できます。

Cacooライブラリーをさっそく活用しよう!

私たちは、ユーザーのみなさんが必要なステンシルとテンプレートをご用意できるように最善を尽くしていますが、提供するステンシルとテンプレートが多種多様な作業のをすべてカバーできるのは難しいことも理解しています。

Cacooで作成したステンシルとテンプレートをライブラリーとして保存することで、あなたの創造的な活動に費やすエネルギーと時間を生み出せるお手伝いができればうれしいです。

 

Cacooで図を作ってみる

 

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