Cacoo Connect セミナーレポート(1):「業務課題からAsIsToBeを描くためにCacooが最高すぎたお話」中村 亮太氏

いつもCacooをご利用いただき、ありがとうございます。

Cacooユーザーコミュニティ「Cacoo Connect」では、2025年1月23日(木)に「Cacooで業務課題を可視化!As-Is / To-BeからチームビルディングまでCacooで共創」と題した無料オンラインセミナーを開催いたしました。

本記事では、 Cacooアクセラレーターとしても活動されている株式会社BizOptimars 中村 亮太(りなたむ)さんによるセッションの様子をお届けします!

講師紹介

株式会社BizOptimars 中村亮太氏株式会社BizOptimars 代表取締役 中村 亮太 氏

2024年6月、Nulab社よりCacooアクセラレーターに任命され、Cacooに関する情報発信や登壇を通じて、その魅力を広めています。Cacooの利用歴は約5年半。

社外コミュニティでは「りなたむ」(@Rinatamu_ITDR)として、Microsoft Power Platformの普及に努め、2020年にはMicrosoft MVP(Business Applications部門)を受賞するなど、精力的に活動されています。

また、2023年には株式会社BizOptimarsを設立。関西圏の製造業を中心に、社内コミュニティを軸とした内製化支援を展開しています。

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事例セッション①業務課題からAsIsToBeを描くためにCacooが最高すぎたお話

業務課題からAsIsToBeを描くためにCacooが最高すぎたお話 | 中村亮太(りなたむ)氏
株式会社BizOptimarsでは、いろいろな企業で内製化の支援を行っています。
その中で、今回はお客様自身が、自分たちの業務を改善するための仕組みを開発をする上での「伴走支援」をピックアップしてお伝えします。「伴走支援」では、業務課題をヒアリングしたうえで、何をどのように開発していくべきか、ゴールをどのように設定すべきかなどを可視化していきます。技術的な面だけでなく、進め方なども含めてさまざまな形での支援を行っています。

伴走支援の流れ

まずはお客様自身に業務課題の抽出と改善点、将来像(こういうことができたらいいな)を検討いただきます。それを私たちに共有していただいてから、必要に応じて私たちがAsIs/ToBeを作成します。そのうえでどういうシステムを作るべきか?どのようなサービスを使えばいいのか?など、開発の流れをざっくり決めてから、開発を始めます。

AsIs/ToBeとは?
「As-Is」は現状を示し、「To-Be」は理想の状態を表します。業務改善では、As-Isを分析し課題を明確化、To-Beで目指す姿を描き、改善案を立案します。

伴走支援は、複数の部署が同時に支援を受けていることがほとんどです。そのため、説明を受けてから作成方針を確定するまで、30分~1時間程度で終わらせる必要があり、とても現実的ではありませんでした。

伴走支援の流れ

これは、Cacooを使うことで可能になりました。Cacooは、お客様の話を聞きながらAsIs/ToBeを描くことができるため、話が終わった時点で図解を提示できるのです。そのまま方向性や内容のヒアリングと調整を重ね、開発方針を詰めていきます。

ポイントは豊富な図形とカスタム図形

もっともお気に入りの機能である「カスタム図形」と豊富なアイコンのおかげです。

りなたむさんのカスタム図形

クラウドサービスやフローチャート、ワイヤーフレーム、スマートフォンデザインなどの図形があらかじめ用意されています。さらに、カスタム図形を活用すれば、オリジナルの画像もメニューからいつでも呼び出せるようになるため、作業の効率化につながると感じています。

実際に書いてみましょう

実際に、設定した課題に沿ってToBeを図で表現していきます。

実際にToBeを書いてみよう説明をしながらCacooを操作し、4分もかからずに図が完成

実際にお話を聞きながらその場で可視化することで、その後の作業を効率よく進めることができます。完成した図を元に、こういう流れで開発をしていきましょう!と、お客様とすぐにイメージを共有できるのです。

コラボレーション機能を活用する

Cacooには共同編集、フォローモードBacklog連携などさまざまな機能が備わっています。
Cacooで作成した図を共有すれば、チームメンバーやお客様との共同編集が可能です。共有しながら、改善点やアイデアをリアルタイムに集約できます。

また、Cacooの付箋から直接Backlog課題を追加する機能もあります。出てきた要望をタスク化し、Backlogで管理することでタスクの漏れを防ぎます。

可視化するだけでなく、Backlogとの連携によって、その後の作業も効率的に進めることができるのです。

さまざまなコラボレーション機能

Cacooをうまく活用することで、AsIs/ToBeを簡単に描くことができます。業務の可視化だけでなく、話の内容をわかりやすく図解するツールとしても使っていただければと思います。

Cacooで楽に業務を可視化しよう

まとめ

実際にCacooを使いながら解説いただき、具体的な活用イメージの沸く、とてもわかりやすい事例でした!

今回は、事例セッションに加え、参加者の皆さまと一緒にワークショップを行い、Cacooの使い方を体験していただくセミナーでした。
Cacooをより身近に感じていただき、興味を持ってもらえたなら嬉しいです。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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Cacooの導入を検討している方を対象に、実際の画面を見ながらCacooの使い方を紹介する無料のオンライン個別相談会を開催しています。

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Cacoo Connect について

Cacoo Connectは、オンライン作図ツール「Cacoo」のユーザーコミュニティです。Cacooに触れたことのない方から、実際にCacooを使って業務改善やチームビルディングを行いたいと考えている方まで、幅広い層を対象に、業務に役立つノウハウを学べる場となっております。

Cacoo Connectでは、エンジニアやクリエイターだけでなく、バックオフィスや営業の方々も一緒に学び、交流することで、Cacooの魅力や活用方法をみんなで共有できるコミュニティです。

今後もオンラインセミナーやオフラインイベントを開催予定です。ぜひCacoo Connectをチェックしてみてください!

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