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フローチャートとは
出典:Cacoo(カクー)
フローチャートとは、業務や作業の手順を、四角形やひし形などの記号と矢印を使って図で表したものです。文章だけで手順を説明するよりも、処理の流れや条件による分岐が一目で分かります。
フローチャートは、システム開発の設計書や業務マニュアル、業務改善の提案資料など、幅広い場面で使われています。
フローチャートを使うメリット

文章で手順を説明する場合と比べて、フローチャートには以下のようなメリットがあります。
- 処理の流れや分岐の条件を視覚的に把握できる
- 担当者や部署をまたぐ業務でも、全体の流れを関係者間で共有しやすい
- 新しく担当になった人への引き継ぎ資料としても使える
フローチャートの基本記号とJIS規格

フローチャートで使う記号は、日本産業規格(JIS)のJIS X 0121「情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号」で定められています。もともとはシステムやプログラムの処理の流れを表現するための規格ですが、現在では業務フローの可視化やマニュアル作成にも広く使われています。
代表的な記号は以下の通りです。
- 端子(角の丸い長方形):処理の開始と終了を表す
- 処理(長方形):作業や処理内容を表す
- 判断(ひし形):条件分岐を表す
- データ(平行四辺形):入力や出力を表す
- 線・矢印:処理の流れる方向を表す
フローチャートの主な種類

フローチャートにはいくつかの種類があり、目的によって使い分けられています。
- 基本のフローチャート:処理・判断・開始/終了などの標準記号を使い、作業のステップを時系列で表す、最も基本的な形式
- 業務プロセスフローチャート:比較的単純な業務や、複数の部門をまたいでいない作業の流れを示す形式
- スイムレーンフローチャート:担当者や部署ごとにレーンを分け、誰がどの作業を行うかを示す形式
- BPMN図(ビジネスプロセスモデリング図):部署をまたぐ複雑な業務フローを表現するための表記法
- データフローチャート:データの発生元・処理・保存先・出力先を整理する図
フローチャートの書き方の基本ルール

記号の配置と流れの方向
フローチャートは、上から下へ、もしくは左から右へと流れる向きで記号を並べるのが基本です。矢印の向きを途中で変えると読み手が迷いやすくなるため、開始から終了までの流れが一方向に読めるように配置します。
分かりやすくするための工夫
フローチャートは、業務の流れを視覚化するための図です。見やすく、分かりやすい図を作成することを心がけましょう。具体的には、以下のポイントを押さえると分かりやすくなります。
- 記号同士の間隔を空けて重ならないようにする
- 記号が持つ本来の意味(処理・判断・データなど)に沿って使う
- 1つの記号内のテキストは簡潔にまとめる
フローチャート作成に使えるツール
出典:Cacoo(カクー)
フローチャートは手描きでも作成できますが、修正のしやすさやチームでの共有のしやすさを考えると、専用のツールを使うと効率的です。
オンラインホワイトボードツール「Cacoo(カクー)」は、ブラウザ上で動作する共同作業用の作図ツールです。専用アプリのインストールが不要で、URLを共有するだけでメンバーを招待でき、複数人でリアルタイムに同じ図を編集できます。
フローチャート作成では、以下のような特長が活用できます。
- 豊富なテンプレート:フローチャートをはじめ、ワイヤーフレームや組織図など業務に応じたテンプレートが用意されており、記号を一から配置しなくても図を作成できる
- 共同編集とライブカーソル:担当者や部門をまたぐ業務フローも、関係者同士で同時に編集しながら認識をすり合わせられる
- コメント・チャット機能:図の中で直接やりとりできるため、判断記号の分岐条件などを確認しながら作成を進められる
- 書き出し機能:PNGやPDF、PowerPoint形式で書き出せるため、作成したフローチャートを資料やマニュアルにそのまま組み込める
Cacooには業務プロセスの可視化以外にも、会議・コミュニケーションやアイデア発想・情報整理、UI/UX・デザインなど、目的別に180種類以上のテンプレートをテンプレート一覧から探せます。フローチャートと合わせて、部署をまたぐ業務の担当者を整理したい場合は、スイムレーン図のテンプレートも参考になります。
まとめ
フローチャートは、作業や業務の手順を記号と矢印で図示したものです。記号はJIS X 0121で定められ、端子・処理・判断・データなどがあります。
フローチャートの種類にはプロセスフローチャートやスイムレーン図、BPMNなどがあり、目的に応じて使い分けましょう。
書き方の基本は、流れを一方向に配置し、記号の意味を守って簡潔に書くことです。作成には「Cacoo(カクー)」などの共同編集ツールが役立ちます。
オンラインホワイトボードツール「Cacoo(カクー)」では、本記事で紹介したテンプレートを含む180種類以上の豊富なテンプレートをご用意しています。クラウドツールのため、チームでアイデアを出し合いたいときや、複数人で共同作業を行いたい場合にもおすすめです。Cacooを効果的に活用して、アイデアを形にしてみませんか。